Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

マジョルカ島の友人

marimatsuno2014-01-26

まず朝、メールを開く。
マジョルカ島のフロランスからだ。体が悪くて、パリで検査を受けたいから  アパート貸してといってきていた。
お風呂の工事の日が未定だから無理と書いた。
それから毎日何回も何回も読みにくいフランス語で自分の大変さを訴えかける。
お金がないからパリでホテルは無理という。

私と同じ年。ひとりぽっちでマジョルカ島でくらしてる。アーチストとしてパリ市のアトリエもらっていたのに、親の介護で国に帰った時に、住んでないことがばれて?(ちゃんと家賃を払っていなかったのだろう)パリの住居をなくしてしまった。パリにお兄さんがいるから一人じゃないけど、リゾート地、マジョルカ島で大きなアパートで一人で暮らしている。売って狭くてもパリへと思っているけど売れない。
もうフランス語のメールに疲れて「直接工事の人に交渉してくれ」とパリの電話番号を書いて逃げた。
工事の人は、融通がきくという。フロランスを3月に1週間位泊めてあげることができそう。
デッサン集を収納。でもなかなか片付かない。もうすぐなんだから急がなくっちゃ。

母は、私がもうすぐ行くのですごく元気がない。しょんぼりしていて店長が困っている。吉行和子は、一人がいい。って言っていたけど母は、違う。
元気で遊んでくれたらいいけど…友達がみんな元気じゃなくてもう遊んでくれる人が、あまりいない。

それでも夕方母は、北鈴蘭台店の店長たちと新年会に三宮に行くので、送って行く。彼女たちは、オーナーの母を上手にいい気持ちにさせるだろうから安心だ。母は、お金を出す立場だけど、お金を出しても私やフミは持ちあげて優しくしてくれないから。

御影の彼女とは、もう1年くらい会ってない。30年来の友人だ。
今は、東京で薬剤師の仕事して娘さんたち夫婦と孫2人と暮らしている。
昔は、電話での恋愛談議に花が咲いた。彼女の恋愛はすごかった。私も自分のことなんでもしゃべっていた。でも今、しゃべること何にもないのかも。電話も必要ないのだろう。
私ももう熱い季節は過ぎてしまい、今のジュリーのこと言ってもわかってはもらえないだろうし。

でも久しぶりだから我が家でゆっくり夕食がてらおしゃべりしよう。