Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ヴォーリス満喜子

朝、フミは、皮膚科の帰りにパンを買い、私は、コーナンで、プチプチや、忘れ物があったので買ってフミを拾って帰った。

フミの買ってきたパンは、アツアツ。プチブレは金曜と土曜にパン・ド・カンパーニュ、田舎パンを焼く。たった2つだけ。
それを買えて大喜び。新しく買った赤いパン切りは、重くてアツアツでもよく切れるらしい。お昼はスペイン風オムレツを作ってみた。

玉岡かおる「ヴォーリス満喜子の種まく日々」上下を図書館で借りていたのを個展の前に返したくて今日読んでしまった。
たまたま友人にフミがアルバイトでヴォーリス建築の資料整理をやっていると言ったら勧められたのだ。
フミは月に一度は、近江八幡の博物館に行っている。
マッカーサーの極秘文書中にあった「ヴォーリズ・ファイル」で、情報が明らかにされたが、彼が、天皇を救ったと、「象徴として心のよりどころを残すよう」に提言した。
彼は、戦争中幽閉状態だったのに、戦後は、アメリカと日本の間に立ってものすごく忙しかったらしい。
いろいろすごい激動の中での話は、感動的で一気に読んでしまった。
ヴォーリズという人は、いろんなことをやってる。そして今でも素晴らしい建築がたくさん残っている。関学や大丸や女学院やもっともっとたくさん。