Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

アマテラス

久しぶりの京都南座。顔見世は高すぎるし、ジュリーに東京へ行くから我慢。


キレイ所もまとまってきていた。


玉三郎の演出が見事で、前半アマテラスが天の岩屋戸に身を隠すところ、赤く光った大きな布がさあーとあらわれ去ってゆくところがすごく良かった。
友人が、上手に9000円で3階の1列目の真ん中をとってくれたから場面が全部把握でき去ってゆくところや岩戸が開くところが、満喫できた。あれは1階(14000円) なら重なってあんなに素晴らしくは見えなかったかも。

音羽麗という宝塚出身の人が、とてもきれいで、きゃしゃでまたすごく踊りがうまくて手足が美しかった。彼女がいないと寂しいものになったかも。ムキムキのキン肉マンばかりだと。玉三郎の岩屋戸から出てくるときの衣装は、きらきら。みんなが息をのむ美しさ。

玉三郎は、鼓童をみんなに見て聞いてもらうための演出として選んだ演目のように思える。本人は初めの踊り以外は美しい姿を見せるけど労働力は鼓童だ。これでもかこれでもかと太鼓が鳴る。
みんな筋肉がすごくて笛の人は若くて背が高くて顔が小さくてとてもきれいだねえと友人としゃべった。
きれいな男性が多い。6回くらいアンコールがあった。もっとあったかな。3階にも私たちのほうにも何回も向いてあいさつしてくれた。私たちは、立ち上がって拍手した。

「梅ノ井」がおやすみで仕方なく入ったお店のウナギは、少し安かったけど味も…
家に帰ったら澤会からDVDやグッズの案内が!うれしいけど高いよー!よくもこれだけ集めたなって感じなんだけど。
Tシャツは、いらないわ。同じ大きさの5人!なんか芸がないわ。
やっぱりジュリーがいい。