Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

神戸高校

marimatsuno2010-10-17

神戸高校OBオーケストラ創立10周年記念の第10回定期演奏会が、神戸文化ホールの大ホールであってさっちゃん(21回生)が、第九の合唱にでるからと切符をくれた。ドイツ語を覚えるのも大変だったろうな。
彼女は、当時有名だった合唱部でピアノを弾いていた。
神戸高校は、合唱部が、全国でも優勝したりしてただけあってすごくよく練習してた。
私は、21回生ではいって、1年の冬に上顎ガンになって学校を1年3ヶ月休んで1学年遅れ、22回生で卒業した。仲良しは、21回生にいて22回生は、顔が変わってしまってからの暗い学生時代だった。
21回生時代は、硬式テニス部で真っ黒けで走り回っていたとても元気な女の子だったけど、22回生時代は、友人もほとんどいなかった。そんな中で、とても明るくて皆に好かれていた活発な女性が、声をかけてくれた。その人が、今は、近所に住んでいるので彼女に声をかけて一緒に行った。

ベートーベンの交響曲第9番は同じメロディーでいろんな演奏の仕方を繰り返しこれでもかってかんじでもりあげてゆく。
指揮は、中村健21回生だ。

最後の「サリマライズ」は合唱コンクールの課題曲だったかしら。毎年年末に国際会館で合唱大会があってクラスごとだったか練習させられたものだ。私は「見上げてごらん空の星を」を歌った思い出がある。
「サリマライズ」のとき、観客も一緒になって歌うかなあと思ったけど以外と声がでなかった。私もだけど皆も。
私は、神戸高校時代にガンになったせいで、顔がめちゃくちゃになってしまったから、つらい思い出が大きすぎて、高校にまったく愛着がない。友達は、大切な友達は、何人かいるけど。
もう少し、勉強もしたかったけど、目が目やにでふさがってしまったりつらい時代だった。医者になりたかったのに医学部落ちて、京都薬大に失意の中で行ったのだった。

でも今、薬大のすばらしい友人たちがいることを思えば、そして京都にいたから、続いて、京都市立芸大に行って好きなことをするような人生になったことを思えば、何が幸いしてるかは、わからない。


一緒に付き合ってくれた22回生の友人と、湊川神社におまいりした。そしてすぐ横の卵やさんやお好み焼きやを教えてもらった。
厚焼き玉子がすごくおいしいらしい。彼女は、肝っ玉母さんといったふぜいで、皆に頼りにされているが、高校時代の面影に、年を越えてもどってしまう。
昔の友人て不思議だ。
その横のPOSTOと言うパン屋さんでコーヒーを飲んでブラウニーを買って帰った。とてもおいしかった。

今日は朝、プチ・ブレでたくさんパンを買っていたので夕食は、パンで。

しかし帰り聞いたラジオでは6対2で勝っていたんだ。
小説のようには行かないのかもしれないけど、藤川つらいよ。
阪神終わってしまった。

がっかりのタイガースでなく昨日送ってきた、「華やかなる招待」からジュリーを。