Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

京都

marimatsuno2010-06-12

ついに待ちに待ったジュリーとワイルドワンズの日。京都の友人と待ち合わせてサンマルコで出来たてのパンを次々食べながら、おしゃべり。
1979年、私が、パリに行くとき彼女は、ホテルや友人を紹介してくれた。おかげでまったく知り合いのないパリで暮らすことができた恩人。もう30年以上前のことだ。それからお互いそれぞれの暮らしをしながら時々会ってきた。彼女は、美術系の大学でずっと教えているが、最近、お年寄りのための講座を作ったり教えに行ったりして、自分の作品とは別のことにも情熱を注いでいる。自分のことしかしない私とは違う。
年を取らないと年寄りのことを考えない。自分たちの親が年取ってくると考えざるを得ない。でも考えてる自分たちももうすぐ年取りなのだ。大学で若い学生の中で暮らしてきた彼女が、このごろお年寄りとかかわる機会が多いようだが、若い中にいるほうが、元気でいられるかも。

京都会館に5時までに送ってもらった。ちょっと並んで、タオルとティーシャツを買う。ジュリーは、ごしごしコンサートの間中使ってるからいい宣伝!?

オープニングの曲「誓いのフーガ」という曲らしいけど
2010年、今から43年後、僕たちはいっしょにいられるのだろうか。今から43年後、どのように暮らしているのだろうか、ハッピーな生活をしていられるのだろうか
ってナレーションが、入るけど、その歌の詩のままらしい。加瀬さんが探し当てて偶然が、ぴったりだから使ったのだろうか?
不思議。

ジュリーは、はじめっからはじけてシャツが、飛び出しおなかが出てしまった。このツアーの間にあのズボンのボタンは、もつだろうか!?
今日も大丈夫か心配したもの。3回着替えたけどどれもワイルドワンズらしいやさしいすがすがしい色合いの洋服だった。

植田さんが、「僕たちほとんどいいんじゃない」と「アオゾラ」は、「座ってくれていいです」っていったので皆座った。静かに聴くのが、似合う。
そのあとの「プロフィール」の前に、ジュリーが、後半です!って言ってみんな立ち、手拍子になった。プロフィールのモノトーンの鳥塚さんの静かな声とジュリーの明るい声が対照的で、CDは、すごく好きだったけど、手拍子でがんがんやると、よさがすっかり消えてしまった。コンサートには、「Oh、Sandy」のような乗りのりの歌のほうが、ジュリーに似合っていた。

「渚でシャララ」ジュリーは、最後に愛嬌のように間違えて、くやしがって楽しかった。アレは毎回間違えてほしいな。うそでも。「愛するアニタ」が、一番盛り上がってた様に思う。「気になるお前」が一番好きだけどさいごは、「TOKIO」のほうがいいかも。
加瀬さんをはじめ皆それぞれとても見せてくれて楽しかったけど、ジュリーだけに関しては、ちょっと物足りなかった。
仕方ないな。ジュリーだけのもあるんだから。ただ、一人のときよりジュリー自身、楽しそうだった。

京都会館からいつものように阪急の四条河原町まで歩く。土曜日の夜、木屋町河原町も若者だらけ。6月から開店したというハンカチやさん、手ぬぐいの布でハンカチサイズにしてる。どのハンカチもとても可愛い。猫とひよこをふみのお土産に私は、雷さんの。