Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

フラメンコ

marimatsuno2009-07-16

東仲一矩さんのフラメンコを見に、西宮北口兵庫県立芸術文化センター神戸女学院ホールへ行った。
このホールは、すり鉢みたいに舞台が下にある。入ったらスモークがたかれていてよく見えない。そこに赤い光が当たり逆光の中で男と女が舞い始めた。この演出はすばらしかった。

男と女がシルエットになってうごく。とても美しく感動的だった。
その後、前からも光があたり、女性の服とかにちょっと不満が出る。彼女は、必要以上に布を巻きつけてるように思えた。首の辺り、腰の辺りが、ごわごわしてる。最後のカルメン風の衣装は、とてもきれいだったのに首の周りに布を巻いてる。何で?踊りは、二人共最高級なんだと思う。東仲さんは、黒いジャケットを着たままで踊り最後には白いシャツだけで踊ったけど、ジャケットを着てるときは、脱いだほうが踊り易いだろうにと思ったけど脱いだら、ジャケット着てるほうが、美しいことがわかった。ジャケットの裏は、縞々でちょとおしゃれだけど、ジュリーのように裏が、ピンクとかブルーとかもっと派手でもいいのになんて思ってしまった。
フラメンコのわからない私は、いろんなこと考えながら見た。しかし64歳には見えない。すごい体力。技術は、ずっと磨いてきてるから文句のつけようが無い。若いころは、色気が無いのが残念だと思ったこともあったけどあそこまで細くて鍛えた体での表現は、それなりの見ごたえがあった。

10年ぶりで珍しい人にあった。なんか感慨深い出会いだった。10年ほど付き合いが無かったのだ。その前は異常に近い付き合いだったのに。

明日は、たぶん沢田研二のDVDが、2つ届く!そして、たつの、京都とジュリーは来る。私は、京都がはじめての今回のライブ。席は悪いけど楽しみ!!