Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

GRAN TORINO

marimatsuno2009-04-28

母が、老人の運転免許証のために検査?に行かなくてはならなくて私は、母を六甲アイランドに送ることになった。3時間も待つのはいやだとか思ってたらフミが、映画を見たいと言うので私も一緒に母の講習の3時間の間に,「GRAN TORINO」を見た。クリント・イーストウッドが監督をやってるのは知っていたが、見たのは初めて。大昔彼がマカロニウエスタンのころは、見てたけど。年取ってがりがりだったけどもともとハンサムとはいえない顔だし、役がらにぴったりですばらしかった。
涙が出てとまらなかった。最後は予測できたけど、ピストルを持っていかないで自分が撃たれること以外に方法はないと少し前に、わかったけど、やはり涙が出てとまらなかった。すばらしかった。アメリカも捨てたもんじゃないと思えた。

六甲アイランドは、学生たちのこいのぼりが、飾ってあってにぎやかだった。



1時前に母を迎えに自動車学校に行って3人でファッションビルに戻ってお昼を食べて、石阪春生先生の展覧会を見た。先生の声がすると思ったら先生がいらっしゃってびっくり。母は、ため口でべらべらしゃべる。先生は、記者の人や偉そうな地位の人たちと一緒に回っていたのに。まったく・・・・母ときたらこわいものなしなんだから。
その後ファッション美術館でマダム・グレの展覧会を見た。母は、疲れてしまって椅子にすわって待ってる。もう絶対、母とは美術館に行かない。前のミロで懲りたはずだったのに、母も若い時は油絵を描いていたから好きだと思ってしまったけど、年取ると疲れるようだ。