Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

堺シティオペラのコンサートとお話

marimatsuno2008-07-24

フミの働いてる堺市文化館で「堺シティオペラのコンサートとお話」のもよおしがあり、どんなものかわからないので友人も誘えず一人で行った。
まったく期待してなかったけど意外とよかった!
1000円なのにいろいろ楽しめた。

お昼阪急で、電車を待ってるときの線路の写真。卵が焼ける。石焼芋もできるに違いない。

せっかくだからと1時半にうちを出て阪急で母の首につける赤いバラを買った。やはり神戸と違っていろいろある。神戸にもある私の好きな店、ソニア・リキェルの前を素通りできなくてみたら買ってしまった・・・
阪急のカードは、めったに使わないのに年会費が落ちていて悔しいから本当は、5パーセント引きで2000円以上得するくらい買うべきなんだけどそうなると向こうの思うツボ!

与謝野晶子をじっくり見て彼女が、すごく普通によく働いてよき母よき妻で昔、恋愛の歌だけで勝手に想像していた情熱的な奔放な女性ではなくてしっかりものの女性の鏡?!のように思えた。

時間はたっぷりあってミュシャは、今回のテーマであるサラ・ベルナールと関係のある絵を見てサラ・ベルナールの映画もDVDでやっていたのでみた。
英語で字が入って説明する。
1900年とか1911年のもの。


コンサートは、夜6時45分から始まり、学芸員の話とオペラの話。フミは、スライドを動かす係り。下っ端だからとか。
200人くらいの狭い部屋だったけど満員だった。

オペラコンサートは、ルサルカ、椿姫、ハムレット、トスカと有名なものばかりだったが、いろんな国の言葉で歌うほうもいろいろ覚えるのは大変だろうなあと思った。
トスカの画家役の男性は、中国人で盲目だった。とてもきれいな声だけど演技のいるオペラは無理かも。

オペラって歌を聞かせるのが中心だから容姿が、合わないことが多くて私は、前に見た有名なところがやってたオペラ「トスカ」でものすごく太ってころがりそうな女性が悲しげな歌で警視総監(彼女の半分くらいの体積)にせまられなげくのがにあわないなあと思ってちょっとしらけたのだけど、歌の勉強を中心にやって演劇もすばらしくするのは、難しいし無理かも。弱弱しく死んでゆく椿姫が「体は、楽器」の歌い手ににあうわけがない。
しかし今回のは、美人が結構いた。きれいなオフェリアだった。

いろいろ勉強になって面白かった。

しかし堺市は遠い。しょっちゅう事故で電車が遅れ昨日は、8時半には駅にいたのに、帰り着いたのは11時前だった。ふみは毎日ご苦労様だ。