Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

ランス

marimatsuno2008-01-22

ランス地方に新幹線がとおったのですごく早くいけるのだけど母が歩けないからとレンタカーを借りていった。
幸い、フランスから日本に帰る間際の友人が、運転してくれた。
しかしそれでも母は、歩けない。ノートルダム大聖堂の中をめぐるのさえ大変。入り口からステンドグラスの一部がシャガールのように見えたので私は、早足で一番奥のステンドグラスまで行った。シャガールだった。遠くから見てもわかる作家になりたいものだ。


母が、少し風が寒かったせいか余計歩けず世界遺産は沢山あるのに他は何処も回らないでシャンパンセラーに行くことにした。予定だったpiper-heidsieck は去年の9月から公開してなくて、直ぐ近くの pommeryに行ってみた。


お城のような建物。見せてもらうまでにまたしばらく待たなくてはならなかった。3時に5人を連れて暗い階段をガイドは下りていった。母は、とても上れないような階段だったのでかわいそうだけど広い立派なサロンで待っていてもらった。約1時間のコースでまず、説明のフィルムを見た。中は、真っ暗でカビの匂いがしていく先々の部屋は、30mくらいの地下だからか天窓がついてる。18kmの穴の中の40000000本のシャンペンを運ぶのに線が通してある現代アートがその30mの高さの在る空間に置かれ、光を使った作品が置かれていた。

かえりは、西向いて太陽に向かって帰るのでとても眩しくて少し日が沈み出したらとても美しかった。