Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

湊川神社神能殿にて

marimatsuno2008-01-14

志芸の会の「新春を寿ぐ」「翁」と「狂言」の会を湊川神社神能殿に見に行った。
学がないからよく理解できない。狂言の「富士松」というのは、軽妙な連歌のやり取りを一生懸命聞いていたのだけど最後の「落ち」がまったくわからなくて「成り上がり」も「やるまいぞ、やるまいぞ」とか言って追っかけるわけでもなくなんかきょとんとして終わってしまった。
善竹忠重さんの裃の模様が綺麗なあとか、息子さん、かっこよいなあとか若くて凛とした声になってステキだなあとか思ったんだけど。余裕ができたのかニコニコしてやっていた。

狂言の題目はたくさんあると思うのだけど理解できるときとか笑えるときとかよくわからないときとかある。説明文が今回の教授の説明は、素人には見る上での助けになるほど説明的でなかった。もう少し素人向きに書いてもらえるとありがたいと思った。

今日は、成人の日で着物を着た20歳の女性たちをたくさん見た。華やかだった。