Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

お出かけ

marimatsuno2007-09-20

フランス人のご主人が、フランスに帰っていて留守なので自由に動けるという友人と梅田大丸でモジリアニを見てから彼女の友人と待ち合わせ、ホテルでお茶しておしゃべりをした。楽しくしゃべって気がつけば4時間以上たっていた。ピースボートに乗って南極、南アフリカや、モアイなどに3ヶ月ほど行くという、とてもステキな女性だった。

しかし暑い!私は生きた心地がしない。今週は、ずっと、こんな風らしい。
パソコンの前のクーラーは32度を表示してる。

モジリアニの人物は、好きだ。彼女が彼の後を追って死んでしまったのは、ジェラール・フィリップの「モンパルナスの灯火」で知っていたが、小さい女の子がいて、おなかの中にもいて後を追って死んでしまうって気持ちになるほど私は情熱的には、なれないと思った。
母は、父が「まだ5年は死にたくないよ」といって37歳の誕生日を迎えずしてなくなったとき何とか子供たちを立派に育てたいと思って涙も出なかった。といっていた。べたべたに愛し合っていた夫婦だったけど。専業主婦だったのに小学校の先生から始まってたくましく働いて育ててくれた。嫌いな面もいっぱいあるけど感謝はしてる。
「アーチストは正気と狂気の間の狭い道を歩いていかなくてはいけない」と梅原猛は、言ったけど私には狂気が足りない。