Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

四季の狂言の会

茂山さんから招待されたので母と谷町四丁目の「山本能楽堂」に行った。
今回のは素囃子「神舞」、狂言「末広がり」、話「囃子と狂言」、狂言「瓜盗人」と今までと少し趣向が違って2時間半たっぷりあった。山本能楽堂は古くて畳敷きで舞台までは砂利が敷かれていてとても趣がある。
お囃子は、気持ちを引き締め、特におおかわの音は心地よい。演奏してる人の表情もきりっとステキだった。

お話は、茂山さんの息子さんの善竹忠亮さんが囃子と狂言について語ってくれてしゃべりの関西弁とお謡に入ったときのりりしい声とのギャップが面白かった。フミと同じ年の1980年生まれ。立派に跡継ぎが育ったなあと思った。最後は、ご主人の善竹忠重さんでとても面白い軽妙な狂言でさすがだなあと思えるうまさだった。