Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

マリで

1月にマリのレストランであった日本人の人が遊びに来てくれた。彼女は黒人のガイドと二人で向き合って食べていた。われらは14人がやがやフランスからの団体だった。一人でガイドつきの旅行に参加してたというからびっくり。もちろんすごく高い料金を払ってる。買ってきた布などを見せた。
話を聞いたら南極にも行ってた。彼女は独り者で働いてたけどもうやめて好きなことをしてるという。私より9歳上だというけど私よりずっと健康そうだった。

そういうツアーがあるなんて私は知らなかった。西遊旅行、旅のデザインルーム、日本橋トラベラーズクラブなどのパンフレットをくれた。6月にはエチオピアに行くという。でも私は、20万円以上のツアーに行ったことはないわ。33年前の薬大のときの研修旅行という名の3週間のお遊び旅行は30万くらいいったと思うけどその後、滞在にずいぶん使いはしたが、ツアーにそんなに払ったことはないし、今後も払えないだろう。かせいでないからなあ。
良くしゃべって楽しい時間だった。
前日、子供2人の私学の出費(まだ中高なのに)が多くてよく稼いでるご主人がいて自分も薬剤師しているのにお金が無い、寝る間がないとわめいていた同級生とえらい違い。彼女はちょっと受験に左右されすぎって思うけど。
人生両方を体験できない。夫婦そろって子供たちを育てあげ「充実した人生だったね」というのか「やりたいことやった」って一人で思うのか、それぞれ。私はどっちもの少しの部分をちょっと体験して中途半端だけど、それぞれの性格にあったように暮らしていくわけで、「我慢」という字が辞書に無いものは、他人との共同生活は、難しい。