Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

初日

グループ展「ひょうごの女流作家7人展」が始まった。当番をしに行った。
一緒に当番した人は私の京都市立芸大の後輩でまだ大学院のドクターコースに行ってる染色の人だった。
なかなか面白い作品を作っていた。3枚だけ着物をかざってるが、作品集を見せてもらったらもっと面白かった。

帰りにタウンギャラリーの様子を見に行くと前の展示場と変わって隅っこに押し込めたような空間が作られていて誰も見に来ないなと思えた。そんなこと考えながら路に出ると銀行の壁面に絵がかけてあり自由に使えるようだったからここのほうがいいじゃないと思って聞いてみると「こんな刺激的な絵は困ります。道に面しているのですから、もっと穏やかな絵にしてください」私の絵はまったく刺激的じゃない。単に裸婦がいけないということでしょう?ノーリツのタウンギャラリーだけでなく銀行までそういうのです。ここは、神戸です。文化はないのでしょうか。信じられません。