Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

姫路

知人が大きな個展をするというので私の個展に何度も来てもらってるので姫路は遠いなあと思ったけど行った。「石の宝殿」を35年描いてるという人で日展に出したりしていて73歳とは思えないくらい元気な人だ。おとなしそうなご主人がそばにつつましくいて彼女は凄く派手なおしゃれをして元気いっぱいだ。神戸新聞は大きく扱って彼女の写真入で姫地版には載っていた。
右端が喜多みち子さんで一人置いて隣がご主人。

道中明石大橋や石の宝殿を見ながら新快速は早く着いた。
姫路城への道は、リックサックを担いだ外人が多い。1本東の御幸通りはずっと商店街。
姫路は私の生まれた高砂に近い。小学校は、東京、西宮と、父の銀行の転勤で変わったが6年のとき神戸支店だった父は、祖父が病気になったのでまた実家のある高砂に戻った。でも祖父ではなくて父が半年で亡くなってしまった。亡くなってからすぐに私が通ってた公立小学校の産休の先生の代わりに教師として勤めだした母は、凄く教育ママで西宮にいたときは女学院を受けさせるつもりだったから田舎の小学校に変わったのが不満だったけど中学受験をさせた。
神戸大付属明石中と姫路の賢明女子を受けて両方合格したのだが、ここで違う選択をしたら私の人生少し変わっていたかも。