Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

綾戸智絵

marimatsuno2006-09-01

神戸国際会館のコンサートにいった。いつものように女性がほとんどでいっぱいだった。
先日キンキキッズのテレビ番組に出ていて「関西のお客さんはブラボーっていってくれる」といっていたから言いたかったけど誰も言わなくて拍手は凄かったけど言うのは勇気がいる。
48歳の小柄な体からものすごく迫力のある感情の入った歌がみんなをとりこにした。
母は、「テネシーワルツ」「ベサメムーチョ」などに喜んでいた。私は、「イエスタデー」「500マイル」など。知ってる歌は時代を思い出させる。人の歌も完全に自分の世界に引き込んで作っていた。一か月前に声が出にくくなってたらしい。声が出ないとどんなに悲しいだろう。
バルバラを聞きに日本で行ったとき風邪ひいて声が出なかった。ひどいものだった。
不注意でかぜひいただけなら観客が怒るだけですむけど歌手は、声が出なくなることがある。
その点絵描きは調子のいいとき描いて会場で綺麗にしていなくても作品だけ出せばいいから楽かな。
でも歌手のように観客に酔うということも一体感も無いな。国際会館こくさいホールの緞帳は、東山魁夷だった。地味。