Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

3日め

もう昨日吐いたから今日は潜るのやめた。

3回続けて吐いたからもう良いやって思って潜るのパスした。
みんなが出かけた後で展望台に上った。海が素晴らしく綺麗で気持ちよかった。外から見るのものんびりするのもいいなって負け惜しみで思った!

砂浜はサンゴのかけらが一杯で真っ白でとても綺麗だった。
岩があるところの横の砂浜に腰を下ろして波が足元に押し寄せるのを楽しんでいたら甘かった!
勢いの良い波がやって着て私は後ろの岩にたたきつけられた。
ひざを打って内出血!太ももは傷だらけで血もにじんでる。
何とか歩くのに支障は無かったから安心したけど情けない気分で砂浜でのロマンチックな気分は吹っ飛んだ。
自然は厳しいのだ!
同室の人は保母さんを30年以上やってきた人でものすごくたくましい。
朝早くたくさんの貝を拾ってきて保育園の子供達に見せると言って乾かしていた。
食欲も私の3倍。よくしゃべるし物怖じしない。「ありがとうございまーす」とか丁寧なお礼で何でも上手く事を運ぶたくましさ。
生命力の強さ!私は自分が温室育ちだなあと思った。人の間に入っていくことがあまり得意ではないんだといまごろわかった。私は、たくさんの友人に恵まれているけどそれと見知らぬ人たちの中で居心地の良い自分の場所をすぐ作れると言うのは違うんだ。

私は人生の中で子供を産むとき陣痛の痛さに耐えかねてじっと我慢してる人たちにくらべて基本的な部分、我慢とか、で自分が落ちこぼれてると感じたことがあるけどそういう感情を一寸思い起こさせられた。
一人で参加して自分で楽しんで仲良くやってまたねって分かれる、仲良しのお友達に頼ったりしないで。
でも神戸に帰ったら岩手県から仲良しのお友達が帰ってきて待っていてくれる。