Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

marimatsuno2005-06-03

コラージュを額に入れるべき三宮の画材屋に行った。
マットを切ってもらって新しく入ったという額に入れてもらった。
一枚はグレー、もう一枚はサーモンピンクの額だ。
やっと落ち着いた感じでとてもうれしい。

午後は金の額に親和金箔を貼った。しかしすぐにとんでいったり指にくっついて破れたりうまく貼れない。20号の周りに模様のように間隔を置いて貼ってみたけど難しい。

主体美術に入ってる昔からの知り合いが展覧会の案内状を送ってきたので見に行った。
大きな油絵がほとんどだった。
それぞれの会で少しずつ傾向が違う。ここは労働者を描いたり重い作風の具象が多い。
私はいつからこの油絵の重さから離れたのかなあ。大昔は光風会の先生だったからパレットナイフで絵の具を塗りたくっていた。
京都市立芸大で三尾公三先生に付いてから筆跡を嫌うようになった。先生はエアースプレーだったから当然筆跡がない。ニュートンのリクイーンを使ったのもあの頃だ。とてもはやったのだけどあれを使った絵は、3年後にひび割れしてしまった。
あの頃綺麗に綺麗に描いていた。今はなるべく荒くしたいと思ってはいる。
それで紙を貼ったりするのだけど昨日和紙を指でちぎっていてどうやら親指をいためてしまったようだ。和紙は強い。