Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

三宮

marimatsuno2005-05-10

ギャラリー北野坂での後輩の展覧会とハンター坂のギャラリー島田での山本忠勝 「神戸面白人」 東仲一矩との対談を聞くため、そして画材屋、上新電気とユザワヤで絵の材料を買うために三宮に出かけました。夕食はゲイロードで辛いカレー。

東仲さんと最初に出会ったのは、パリのオーステリッツ駅でした。
日本からの私宛の荷物を受け取るためでした。彼はスペインに行く前に(当時はパリ経由だった)立ち寄ったのでした。
彼は私のアパートにくるなりシャワーを貸してくれって言って汗を流しました。初対面でこちらはまだ若い(20年以上前ですから!)女性なのにさっさとお風呂場にいってしまいました。
当時彼が付き合ってたフランス人の妹が迎えにくるまで何をしゃべっていたのか記憶にないですが、シャワー姿をのぞかなかったのはちょっと惜しいことをしたなと今になると思います。

山本忠勝さんの絵の好みは、かなり土着的なものがお好きなように見受けられましたから、スペインの土着アート、フラメンコは好みに合っていると思うのにトークできいてる限りではその場に居た誰よりも東仲さんの踊りを見てないように思えました。
あまり多くの人数が来てなかったけど来てる人は、かなり東仲さんを知ってる人ばかりだと思いました。
その人たちを驚かすような質問や突込みがなくて上品に遠慮深く持ち上げてお話を伺うという態度はちょっと物足りなかったです。本音でしゃべってくれるであろう人にお行儀のよい答えを期待するようなかんじで。
お酒が足りないからか観客が中途半端にいるからかすこし欲求不満でした。