Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

シャトレー劇場

11日、夜、鼓童の音楽を聴きにマリークロードたちとシャトレー劇場に行った。始まりは20時。
それまでにアパートの壁を塗ってもらっていたので横で3つ目の箱を作った。前に作ったのと同じだから、フミの手伝ってたから自分で何とかできた。しかし、一日労働した感じでとても疲れた。


7時に出れば十分だったので(早すぎた)夕食を食べてから行った。
鼓童は、パリが終わったらミラノにいくらしいが、玉三郎は、1月に松竹座で見たけど今回挨拶もなかったから来てなかったのかも。
目次を見たら、かでん、モノクローム、いぶき、おにだいこ、つきまち、おおだいこ、やたいばやし。みんなローマ字で書いてあるから「かでん」てなに?ってマリークロードに聞かれても家伝?教養のない私は、答えられない。熱心な彼女らは、インターネットのできる携帯で辞書のようにしらべて家電のところをよんでみたり。

「おおだいこ」を「大きな太鼓だ」というと、「なぜ太鼓?だいこって書いてある」「おはやし」も言葉が続くと「ばやし」日本語の説明はフランス語が、あやふやな私には無理がある。

終わってから行ったカフェで、鼓童Wikipediaで調べて読んでくれたり。「新しい」とか言うから「日本には各地に祭りがあって必ず太鼓はあるんだ。昔からあるんだ」「いつからある?」私は何にも知らないよ。熱心だ。音楽家たちだけど、どれは好きだけどどれは、興味ないとかいっぱい言ってた。私は、玉三郎が考えたのは視覚をすごく大事にしてるということで、見飽きないしショーとしては必要だと思う。太鼓は、前に聴いた時より劇的にしてあったように思った。
「ブラボー」の声もたくさんかかってたが、カーテンコールは1回しかなくて電気がすぐついてしまった。
前に見た時よりフルートの出番が多くて、メロディーを多くしていた。あのきれいだった男性は、あの真ん中の背の高い人なのかどうか、なんせ一番前ではあったけど4階席なので顔まで見えない。シャトレー劇場は、ものすごく高くまで席があるんだから。
上から見ると1階や上でも正面は、満席で両側は、空きがあった。

終わったのは10時くらいだったか「フライドポテトは好き?」と、聞き、それを食べに行こうというのでついて行ったらなんとほんとにフライドポテトだけ。3皿!円が弱いから7ユーロのポテトは1000円!それぞれがからしを付けてパソコンで調べてしゃべりながらたべる。11時過ぎたくないから私は、早く帰りたいと言ったら、「12時までメトロあるわよ」挨拶もそこそこに帰ってきた。14号線は早いから助かる。まだ道には人がいて怖くなかった。

しかし夜遅くにあの量のポテト私は、パリでは痩せる予定だったんだから!