Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

フランス額装最後の日

marimatsuno2008-11-07

写真は、いただいた柚子と近所の桜の紅葉。

朝10時にフランス額装に行く。
あまりの雑さにあきれられて「松野さんには、向かない仕事だから、こんなことしてたら個性を壊すからやめなさい」ていわれた。もちろん納得はしてる。
自分の雑さに自己嫌悪。

それでもなんとか仕上げて帰ってきた。


その足で元町で展覧会に出してるという親戚の人の絵を見に行った。
県民会館は、昔よく美術家同盟展で出してたことがある。兵庫の風景が、すごく念入りに描かれた絵が多かった。彼もすごく丁寧に牡丹の花と姫路城を描いていた。
みんなすごく一生懸命に描いてるのが伝わってくる気持ちのよい展覧会だった。

そのあと、昨日の写真のフィルムをコヤマカメラに持っていってから丸玉食堂で、焼きそばと豚足を食べようと行ったのにしまっていた。元町の西のほうでなく、東のほうの丸玉食堂がすきなのだ。
今日なんか休みにするかなあ。つぶれたのかなあ。

豚足を夢見ていったのにがっかり。仕方ないから近くの昔、もうなくなった友人とよく行った「うお勢」でお昼のランチ(突き出し、握り12貫、赤だし)を一人で食べた。
昔は、それにまだ足して食べたのに、今日は、12貫のランチでおなかいっぱいになってしまった。ねたもご飯も大きいのは、昔からなのに年とってしまったのかなあ。あのねたの大きさにはちょっと疲れる。

今日は、弟の祥月命日。34年たつ。弟を助けてあげられなかったことにすごく自責の念を持つ。
生きていてほしかった。今すごく頼れるのにってまた頼ることばかり考えてしまう。それでなくてもふみを頼りすぎだとみんなに非難されているのに・・・そうだ、ふみが頼れるだろうに。