Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

marimatsuno2008-01-29

今日はジャクリーンのところに見舞いに行くことになってた。
昨日ジャクリーンから電話でワインのハーフボトルを持ってきてくれという。
「マリー・クロードにしかられるよ」「彼女はあしたは来ない」
切符を買いに行ったら間違えてしまって、ほんの少しのスペルの違いなんだけど、間違えてしまってインフォーメーションで「交換してくれ」というと「できない、リオン駅かシャトレーのアジャンスでかえてもらえ」って言われしょんぼり。母がいるときは、母にえらそうに言ってパリを歩いてるのだが一人になると小さな日本人、背中を丸めてますます小さくなってとぼとぼ歩く。
また損してしまった・・・・と。
ケーキを買ってワインも入れて朝、10時に出発、リオン駅をとおったのでがんばろうとまた窓口へ、そうすると「もう払い戻すところは無い、この住所に切符を送って払い戻しを要求しろ」阪急六甲でもしょっちゅう間違えるけど直ぐ払い戻してくれるよ!たった4ユーロのことでなんで直ぐしてくれないの!去年の7月は、オレンジカードがつかえた。
なのにもう使えない。売り場も無い。全て自動で切符を買わなくてはいけない。
なんでもかんでもカードなんだ。カード恐怖症なのに。
写真は、Rosny sous Bois の町並みと病院の看板。

ジャクリーンのところは、RER A号線で行ってからバスに乗った。バスは、乗り場が駅から離れていて相当時間がかかった。田舎のバスの運転手はやさしくて感じの良いお兄ちゃんだったので降りるところを言ってくれて無事到着。1時間25分かかったが、お昼に間に合った。一緒にお昼を食べるために私の分も注文していてくれたのだけどお客さんのワインだとごまかして自分が飲もうという魂胆。
そしてハムにチーズをはさんであげたフライにぐちゃぐちゃのほうれん草がついてるのと、セロリの根っこのサラダとチーズとプリンだった。
そしておいしいパンが一つ。病院食にしてはまあおいしかったがジャクリーンはもうワインがうれしくてうれしくて満足げだった。ワインのビンを見つからないようにもって帰れといい一応わからないように後も洗った。帰りはサンラザール経由で遠回りだったが1時間余りで帰れた。疲れた。