主婦業

朝、6時前に起きて7時にフミを送り出してから、一階の食事をする部屋があまりに汚いのでいつもは丸く掃除機をかけてるのだけど隅々まで掃除機をかけて拭き掃除をした。どうしてこうも埃がたまるのだろう！
ソファーのカバーも変えてテーブルクロスも代え、3回洗濯機を回して、糊付けしたりした。お昼には忙しいからお弁当をという母に応えて2人分の食事を運んで、夜の食事の下準備をし、絵の額縁を古くなった金の額に布を張る私にとっては、細かい作業をしていたら、アパートの新しい住人の名札を作れとか主催してるダンス教室の規約をパソコンで打ってくれとか言ってきた。
それで、もう夕食の時間になってしまった。
掃除や食事を作ることって買い物も入れて手間だけど、お金を生まないから価値を評価されない。働いてる人は（うちでは、私以外。息子もバイトしてるから）仕事してるんだとえらそうにする。今日は、珍しく必死で主婦業をしたけれど、どうせすぐ汚くなってしまうし、たくさんの手の込んだ食事だってあっという間に食べられてしまう。どっと疲れてしまった。絵なら手がかかっても残るけど、主婦業は、むなしいな。でも誰かがしなくちゃならない。そう、働きのない私が。

夕方、車の中から空にちぎれ雲がいっぱいでとてもきれいだったから帰ってから写真を撮ろうと屋上に上がったときには、もう雲は黒くなってしまっていた！ほんの短い間だった！残念。