Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

JR六甲道

JR六甲道は、阪神淡路大震災で壊滅的打撃を受けまったく新しい空間ができた。そこには高層のビルと公園。その公園はイタリアかフランスの人の設計がコンペで勝って採用されたように思うけど「これはなに?」って誰もが思うだろう。大きな木でも植えればよいのに水でも流せばよいのに公園の南半分は、わけのわからないコンクリートでジャンプ台のようなものが作られている。スケボーやローラースケートでもするのかと思ったら真ん中を通れないように区切り、そういうことは、してはいけないと書いてある。その区切りの棒に若いカップルが寄り添ってしゃべってるだけ。誰があんな、殺伐としたコンクリートで憩えるというのだ。神戸市はおかしい。兵庫県か?
六甲道はごちゃごちゃしたもともと下町だったけどこんな冷たいコンクリートの町にどうしてしたんだろう。
それもわざわざ外国人の設計で!
すぐその横のスポーツジムに行ってるからいつも腹が立つ。おまけに安売りスーパー、100円ショップ、居酒屋、ラーメン屋やパチンコ店ばかりめだつ。下町の良さも何にもないひどい町になってしまった。住んでる人は便利だというけど。

夜のフランス語コースでムスタキは1年同居していたピアフが隠れてお酒を飲んでいたことを知らなくて周りのみんなが知っていたことでショックを受けて別かれてしまうというところをテキストでやったけど一年一緒に住んでてどうしてわからない?「そんなことないやろ?」とチッチキチーの漫才師のように突っ込みたいところ。自分はあまり呑まないというのだから匂いでわかるはず。