Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

いじめ

中学2年の男の子がいじめられたと遺書を書いて自殺した。お母さんが悩みを相談したのを担任がみんなの前で言ってしまってからかったのが始まりとか。
小学生の女の子が遺書を7通も書いて教室で自殺しても学校は1年間いじめを認めなかった。
やりきれない気分。学園ドラマで学校とか教育委員会はいつも悪役だけどこれは現実にあることなんだ。

フミは外国人といっていじめられたりしてたので4年から私学にかえた。
3年生のとき授業参観でわが子が賢いので満足してたら「お母さん、毎日学校に来てください。いつもこんなのだと思わないでください。いつもは本ばかり読んでまったく授業を聞いてくれません。お母さんがいると良い子になるようです」なんで私が毎日学校に行かなくちゃならないの!

運動会の前にはランドセルに大きな足跡をつけて帰ってきた。「やる気の無いものは帰れ」って言われて帰ろうとしたら学年主任にけられたという。いやいややってたんだろうとは思ったけど翌年は7,8,9月と学校を休ませてパリで暮らして10月はじめの運動会ぎりぎりに帰ってきた。4年から編入した仁川学園は、とてもよく子供の事を見てくれた。しょっちゅう電話のかかってきてた公立と違って子供が先生を好いていた。公立では先生をなめてたんだ!
しかし仁川学園も5,6年になると外車が学校の前に止まって塾通いが増えるようだった。その前に子供をつれてパリに行ってしまった。パリでは外人だといっていじめはしない。両親がフランス人という家庭が半分しか無かったのだから。

受験向きの子じゃないから避けるようなルートを進ませた。よかったのか悪かったのかはわからないが、たくましい子にはならなかったようだ。やさしい子にはなったけど、逆境を越えれるだろうか。親の責任だなあ。
          

乳癌の手術後3年たった検診の結果を聞きに関西労災病院にいった。ものすごい人で予約していても11時の予約だったけど1時間待った。先生はレントゲンを見て綺麗だといってくれた。相変わらず成人病の値は悪かったけどガン係数や肝臓は良かったのでほっとした。夕方には近所の内科で糖尿病、高血圧、中性脂肪などの薬を出してもらった。乳癌の女性ホルモン抑制剤のせいで骨がもろくなってないか調べてもらってた結果も丸だった。しかし薬代2万円・・・真理ちゃんが生きていくのはお金が、かかるねとフミ。

後は食べ過ぎないだけ。と、言うわけで夜は、にしんそばを食べて済ませた。とはいってもお昼に母とフミとで外食しておなかいっぱいだったからなんだけど。明日からちょっと節制しよう。