Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

お誕生日

今日は私のお誕生日です。

高校の友人のうちに高校の友人と遊びに行きました。そこの息子さんは、着物を着て出てきてお母さんたちの話に一緒に入ってくれました!これには驚きました。

彼女の家の玄関には18歳の寝たっきり老犬がいて彼女と息子さんはそれはそれは可愛いがってめんどうをみていました。

彼女が絹を草木で染めて織るというのを見に行ったのでした。
息子の着物まで織っていました!ハンサムな若い男の子が着物着てるのです。
織り機にもいろいろあるとかでびっくりすることばかりでした。1300本の縦糸!そこに一本ずつ通すなんて気が遠くなります。

草木で染めた糸は光沢を放ってとても美しいでした。
一緒に行った友人は、今は仕事で忙しいけれど、近い将来、草木を育て糸を染め何か織ってみたいという夢を持っていたので一緒に行ったのですが、実現してほしいものです。

夕食に北野町のジャンティ・オジエに行きました。
はじめの食前酒は北野坂ギャラリーで聞いたっていったからおまけしてくれたのかな?
春野菜のキッシュから始まり、次のイカナゴを丸めて焼いた上にうにが乗っているのがとてもおいしかった。その次がタイとアナゴ。そしてお肉は鴨にした。
鴨の写真が取れてなかった!
フミは魚が嫌いだといったらいかなごは生ハムにタイとアナゴは鴨のコンフィにかえてくれた。



付け合せのたけのことジャガイモがなかなかよかった。デザートは写真にあるようにたくさんの中から選んだ物にマンゴーのシャーベットがつく。ワインはブルゴーニュピノ・ノワール。フランスでの値段を思うとワインは、本当に高い。
チーズも普通に買っても250円のカマンベールが1200円だし、しょっちゅうフランスで食べてるのにフレンチに行かなくてもいいんじゃない?とも思える。
クーポールで食べるより確実に高い。
でも食器が次々変わり(ウエッジウッド)ちょっとずつ出てきて繊細でサービスもとてもよかった。クーポールのようにドカンとパンを置いて大きな店でギャルソンが忙しく歩き回って(それでも冷やしたワインは彼らが注いでくれる)にぎやかでいろんな人がざわざわしてるのに比べて日曜の夜だったけどわれわれ以外には一組で静かで音楽がかかってまったく違う世界だった。
ふたりで静かに語るにはいいだろうな!でもわれわれは家族で、もう1組は若い男2人だった!二人で静かに語るような男と出会ったこと無いか・・・

おなかいっぱいになりワインもちょっと回って帰りはフミが運転して帰った。