Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

お昼にエスカルゴとばら寿司道場六三郎穴子チラシ寿司とかいてあるけど穴子は少なかった)をシャブリグランドクリュでたべていい気持ちで昼寝してからモンマルトルへ出かけた。

夕日の沈むころについて夕焼けが美しく雨が上がったあとだからかパリの街が遠くまできれいに見えた。



歩いてたら結構冷えたので9時までの時間つぶしと夕食をかねてレストランに入った。母はオニオンスープがおいしかったようだがピザはちょっと多くてウインナーやフライドポテトもビールのあてに取ってたので残してしまった。それでも3時間はなかなか過ぎないので洋ナシのタルトやレーズンいっぱいのチーズケーキのタルトも食べた。

9時に行くとラパン・アジルの前は、結構人が集まっていた。同じレストランにいた3組の夫婦(ブルターニュからきたといってた)もいた。
しかし9時なのにあけてくれず、濃い化粧をした年配の女性が内輪の人を中へ入れるときにわれわれに向かって「9時5分から」って言った。でも実際はもう少し遅れて中に入れてもらいを預けて(あとで強制的に2ユーロ取られた)部屋の壁側に並んでるテーブルに順に詰め込まれ真中にひとつ大きなテーブルがあってそこはあいていてピアノを聞く人が洗われて軽妙に弾き出した。
飲み物のかかれた髪がおいてあるがたいていの人はチェリーの粒が5つくらはいったお酒を頼むからかそれをいっぱい並べたものをもってきたがそれ以外のビールやペリエウイスキーなどを選ぶこともできた。1杯込みで24ユーロ。おかわりは7ユーロプラス。

ピアノが続き飲み物が行き渡ったころばたばたっと中央のテーブルに8人(女性は2人)がすわり、ピアノに合わせてその人たちが掛け合いのように歌いだした。その人たちは歌手だった!年配のおじいさんがとてもよくとおる声ですごく熟練した声でおどけたようにうたったりギター抱えた人はじぶんのCDを宣伝して味のあるすばらしい声で歌った。CDほしいくらいだった。9時5分と言った女性はアコーディオンで有名な曲を歌った。若者はまだまだって感じでやはり年取ったおなかの出たおじさんたちがうまかった。
聞いてるフランス人たちはほとんどの曲を知ってるようだったが私たちは一緒に手拍子するけど知らない曲が多かった。
みんなが笑ってても何の冗談を言ってるかわからないので笑えなくて残念だった。
「オー、シャンゼリゼー」とかは、母も一緒になって声を出した。11時を過ぎてもほとんど帰る人はいなくて母は足が弱いのと夜遅いのを恐れて私たちは11時20分に席を立った。アパートに帰り着いたのは12時だったがメトロでうまく帰れた。2時までいる人たちはどうするのかな。あの時間にタクシー乗り場にタクシーは、なかったけど2時にはふえるのかしら。

母は16年前にも一度来てる。