Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

豆苗

先日出来合いのおひたしを買って初めて食べたのだけど、次の日関西スーパーで売ってるのを見たから買った。油いためして卵でとじたらおいしかった。なんとまた芽が出ると書いてあるから水につけた。食べられるかな?!


アトリエは、ようやく片付いた。版画ってこんなのよって見せようと1990年から2年間パリで版画工房に行った時の作品を探し出した。
懐かしい。

パリ13区の図書館に建物が写ってる。
それから、これは、上にチポグラフィーをしてる。
Jacques PrévertのSanguine、若かった私。40歳だった。
シャンソンを聞くと遠い昔を思う。

こんな訳を見つけた。イヴ・モンタンyou tubeは、もはや聞けなくなっていた。
サンギーヌ(赤いオレンジのこと)
ファスナーの稲妻が
きみの腰を滑ると
恋するきみの肉体の
歓喜の嵐が
闇のなかで
とつぜんに湧き起こる
きみのドレスは
蝋引きの床に落ちるとき
絨毯にオレンジの皮が落ちるほどの
音も立てなかったが
僕たちの足のしたで
小さな貝ボタンは
種のようにプチッとつぶれた
おー サンギーヌ うつくしい果実!
きみの乳首の尖端は
僕のてのひらに
あらたな運命線を
やさしく引いた
サンギーヌ うつくしい果実
真夜中の太陽