Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

日曜日

今まで一人でいたことはなかったのに今日はすごく暇だった。

近所の人で何回も来る人がいて、「絵をかいてる作家のことが知りたい、なぜそういう絵をかいてるか?」とかというので「説明するものではなくて絵を見てそれぞれ勝手に判断してください。説明するものではありませんから」

と言ったら怒って「失礼しました」と言って帰っていった。すごく嫌な感じ。

彼は小説を書いてるとか絵もかいてるとかいろいろ前来た時言っていたけど、だからって私が、小説の材料を提供する義務はないじゃないと思ってしまった。

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それよりショックだったのは、この絵の真ん中が売れたこと。3つでいくらと書けばよかったのにひとつ7万円て、書いてしまった。こんなに気に入ったのめったにできないのに安い。この台もめったに売り出されない。

買った人は、簡単に決めた!

私は、売るべきではなかったとすごく後悔してしまった。友人は、「また描けばいいじゃない」って軽く言う。

気に入ったものってそんなにできない。買ってくれた人に感謝すべきかもしれないけど、お金ってすぐ無くなっちゃう。なんかすごく落ち込んだ。

夕方の最後に薬大の後輩と親のこととかしゃべってあっという間に時間になってしまった。今は5時過ぎれば真っ暗。