Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

昔の知り合い

30年くらい前だとおもう。リエゾンという淀屋橋のフランス語学校に通ってた時の知り合いだという人からメールをもらった。その後何回かはあったようだけど全く覚えてなかった。でも名前は、なんとなく覚えていてもしかしたらの画像は日に日に浮かび上がってはいた。その人と会うことになって一緒にサンマルクでしゃべった。

30年間のあゆみだけでなく、忘れてるのだからその前からの歩みを2,3時間でしゃべった。人生が終わりかけてきて懐かしく思ってメールをくださったのかな。その人は、あまり変わっていなかった。私がその人から昔聞いて今でも覚えていたのは、エレベーターでピストルを突き付けられ毛皮のコートを取られたということ、私は、宝石や身ぐるみとられたと思っていたのが、毛皮のコートだけだったということと思い違いはあったけど。それがミラノの彼女が住んでたアパートのエレベーターというところは覚えてなかった。彼女から聞いたということも飛んでいて、記憶は部分的。
人生って色々みんなあるようだ。私の絵がどんどん明るくなってるのは、精神的に明るく幸せになってるからかしら。
アツアツパンは美味しいけど、またサンマルクでパンを食べたのだけど。