Mari Matsuno の日記

神戸とパリ在住の画家、松野真理のブログです。

母が頼りない

迷うわ。ばっちりの布が見つからない。

朝一番に銀行に行った。証書がない、印鑑がない、何もないのだ。銀行からはいろいろ紙が届くけどハンコがないから何もできない。「カードを作ってない」と言い張るが、「カードは申請されています」と言われる。使ったことがないらしいが、なくなったと届けるにはまた、ハンコや印鑑証明などがいる。

印鑑証明を有限会社のをとるには、法務局へ行かなくてはならない。実印もいる。
何にもない。私が大きな声でせめると母は、もうだめ。2週間前には、ハンコは2つあった。私が保管してたけど、いるというから渡したら1つになってる。
我が家は、店やアパートがあって結構複雑なのだけど、母は、もうやっていけそうにない。だからといって私は、どうしたらいいのかわからない。

ヒステリックになって疲れ切って月曜の午後が、終わる。
フミが帰ってきてから貸金庫に行こうといって、落ち着けてくら寿司でいつものように生ビールを飲ませて食事をして連れて帰った。

一緒に暮らすようになるのは、遠くないかもしれない。
明日ジュリーに行って1泊いないから明日の朝ゆっくりだからお弁当をたくさん作っておこうと思うけど、今日、母の冷蔵庫を見て賞味期限が1週間もきれてるのが残っているので驚いた。

慌てて捨てた。2本。そして新しいの3本置いたけど…ちょいちょい見ておかないと…先日おなか壊してたのはこういうことかもしれない。
不安だ。
人間がどんどん年取ってゆくことをこのごろ感じることが多くて不安がいっぱいになる。母が倒れたら、もちろんダメだけどその前に頭がぼけてもすごく困る。
でももう幾分ぼけかけてる…
絵なんか描いてる場合じゃないんじゃない?!
明日ジュリー楽しんでもいい?!